今日は7月上旬に乗った八丈航路からです。
この日は天気がイマイチで、鳥の出も少なく撮影枚数も過去最低だったと思います。
そんな中、遙か遠くの海面を低く飛ぶオオミズナギドリよりかなり小さなミズナギドリの証拠写真を撮影しました。
現地でカメラのモニターではイマイチ識別できませんでしたが、家のPCで確認し、憧れライファのオガサワラミズナギドリ(ほとんどの図鑑ではセグロミズナギドリ)と同定しました。
撮影時の印象はかなり小さく、飛び方は海面上を低く直線的な感じでした。画像では脇腰が白く、下雨覆の黒帯も薄ら見え、下尾筒が黒いので、おそらくオガサワラミズナギドリで間違いないと思います。
小笠原航路ではなく、八丈航路で見られたことにビックリでした。
この鳥は世界に広く分布するセグロミズナギドリの1亜種とされていましたが、最近小笠原諸島に生息する海鳥のDNA分析をしたところ、南硫黄島と東島だけに固有の極めて珍しい鳥であることがわかり、新名称は昔使われていた「オガサワラミズナギドリ」となるのではとのこと。絶滅危惧IB類。
不鮮明な超証拠写真の寄せ集めで恐縮です…。

CANON EOS 1DXmarkⅡ+EF100-400 F4.5-5.6L IS Ⅱ+エクステンダー1.4xⅢにて手持ち撮影。

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今度はもっと綺麗に撮りたいものです。あとオガヒメも…。