愉快な鳥撮記!

航路の海鳥、タカの渡り、離島探鳥を中心に鳥たちとの出逢いを紹介します! 2019年7月Yahoo!ブログより 移行してきました。

2018年09月

道東の鳥たち22…タンチョウ1!

北海道といえばやはりまず思い浮かぶ鳥はタンチョウです。冬は餌場に集結しますが、夏はそれぞれの場所で繁殖しますので、ここに行けば逢えるといった場所があまりありません。実際もっと逢えるかなと思っていましたが、逢えたのは3か所ほどでした。気品ある姿は本当に美しかったです。今日は春国岱のグリーンバックで撮らせてくれた子です。

CANON EOS 7D MarkⅡ+EF100-400 F4.5-5.6L IS Ⅱにて手持ち撮影。

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宿泊したコテージの横でも逢えましたので、また掲載します。

目標達成!サシバ暗色型!

今回の白樺峠ではタカの数4桁越えともう1つ大きな目標がありました。それは1000羽に1羽と言われるサシバの暗色型に逢うことでした。昨年は遙か彼方の証拠写真にそれらしき1羽を見つけましたが、今年は何としても近くで撮ることを最大の目標としました。
流れていくサシバを1羽1羽双眼鏡でチェック。怪しい個体はカメラで写す方法で探し続けました。ただ空バックですと下面は暗く見え、そんな中からいるかいないかわからない暗色型を探すのは至難の業でした。1000羽以上は飛んだと思われる第1回目のピークの興奮も冷めやらない中、数羽のサシバが頭上を低く飛んでくれ、その中に明らかに黒い怪しい個体がいて、取りあえず夢中でシャッターを切りました。撮影後、モニターを確認すると明らかに下面が真っ黒で、紛れもない夢にまで見た暗色型のサシバでした!虹彩も暗色ですので、おそらく幼鳥だと思います。目標にはしていましたが、まさか本当にこんな近くで撮れるとは思っていませんでした。サシバ好きな私的にはどんな珍鳥に逢えたよりも嬉しい出逢いでした!イメージ的にはもう少し茶色っぽいと思っていましたが、墨を塗ったように黒くて本当にビックリしました。本当に最高な日になりました。

CANON EOS 7D MarkⅡ+EF100-400 F4.5-5.6L IS Ⅱにて手持ち撮影。

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ふつうのサシバ成鳥
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もう少しいろいろなシーンを撮りたかったですが旋回もせず真っ直ぐ西に…。

道東の鳥たち21…シマフクロウ1!

今回の道東探鳥旅行で1番のメインは落石クルーズでしたが、それと同じくらい楽しみにしていたのが、シマフクロウに逢うことでした。
シマフクロウは全長70cm、翼開長180cmの日本最大級のフクロウで、現在、道東地域のみに生息し、約70つがい160羽しかいないそうで、最も絶滅の危険性が高い絶滅危惧ⅠA類に指定されています。1つの川に1つがいしか生息できないので、現在、生息できるほとんどの川につがいがいる現状では、基本的に数は増えないとのことです。川に棲めない個体は夜な夜な街中をうろついたり、漁港で魚を採ったりしているとのことですが、長くは生きられない場合が多いそうです。

そんな貴重な鳥に逢えるのが野鳥ファンには有名な羅臼町にある民宿「鷲の宿」です。
シマフクロウは暗闇だと狩りができないそうで、宿の場所が水産加工場だった50年以上前から夜間作業の光を利用して、横の川で狩りをしていたようです。平成元年に水産加工場跡に民宿「鷲の宿」が開業し、宿泊するお客さんが川にシマフクロウが来ることを発見し、その後、鷲の宿主導で給餌池をつくり、きちんとした管理体制で給餌を行うことで、人馴れしない関係を維持しているそうです。
その後、多くのカメラマンが宿を訪れ、各自が自分の車からストロボ撮影することにより、シマフクロウの居心地が悪くなり、川や給餌池への滞在時間が短くなる問題が発生したそうです。人の存在を気にしない居心地いい環境をつくるため、ストロボ撮影を禁止し、全ての人が観察小屋の中から撮影するルールに変更したそうです。
現在、シマフクロウに優しく、ストロボなしでも撮影できる特別な照明装置を開発し、素晴らしい撮影環境となっています。技術的なことは全くわかりませんが、カメラのシャッタースピードを1/80秒に設定すれば、1/800秒でシャッターを切ったのと同じ写真がとれるとのことで、照明の届いた場所では手持ちでもほぼ手振れのない写真が撮れました。

18時に食堂兼観察小屋で美味しい魚介類中心の食事を食べ、撮影をスタンバイ。
18時半ごろには小屋の近くの木に止まり、鳴き始めました。19時前に音もなく、給餌池に登場。思ったよりずっと大きくその圧倒的な存在感に感動しました。ファインダー越しに見る眼光も鋭く、こちらの心の中を覗かれているような気にさえなりました。
山には雛もいる為、餌運びの為、23時ごろまで♂♀計5回の飛来があり、撮影、観察共に大満足しました。
たまたまかどうかはわかりませんが、シマフクロウの研究者の方が滞在され、いろいろなお話も聞け、充実した楽しい夜になりました。
たくさん撮りましたので、2回くらいに分けて掲載します。

CANON EOS 7D MarkⅡ+EF100-400 F4.5-5.6L IS Ⅱにて手持ち撮影。

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こんな存在感のある鳥は初めてです。

地元のアカアシシギ&エリマキシギほか!

アカアシシギは繁殖している道東で逢えるかなと思っていましたが、残念ながら逢えず。しかし、先日地元で逢うことができました。私の知っている限りではアカアシシギの滞在は短時間以外では地元では初めではないかと思います。それもエリマキシギとアカエリヒレアシシギと同じ休耕田という豪華な取り合わせでした。こんな豪華な取りあわせになったのは他に良い休耕田がないのかもしれませんが…。
ほんの10分程度の撮影ですので、大したカットはありません。

CANON EOS 7D MarkⅡ+EF100-400 F4.5-5.6L IS Ⅱにて手持ち撮影。

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アカアシ&エリマキ
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アカアシ
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アカアシ&アカエリヒレアシ
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エリマキ
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タカブとアカエリヒレアシ
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久しぶりの田園は楽しかったです。

道東の鳥たち20…ショウドウツバメほか!

道東で逢ったツバメ・アマツバメ類としてハリオアマツバメを掲載しましたが、北海道で繁殖しているショウドウツバメとアマツバメにも逢うことができました。
ショウドウツバメは渡り時に地元と茨城で見たことがあり、これで3度目でしたが、かなりの雨の中、カメラのSS設定を誤りブレブレ写真ばかりで、ほとんど残りませんでした。一度営巣地を見てみたいツバメです。
アマツバメは地元でも見ますが、道東では本当にあちこちで見かけました。ただ暗い日ばかりでしたので、アマツバメを撮ろうという気が起きず、気が付いたらほとんど写真がありませんでした。
その他普通のツバメも飛んでいましたが、撮るのを忘れました。

CANON EOS 7D MarkⅡ+EF100-400 F4.5-5.6L IS Ⅱにて手持ち撮影。

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ショウドウツバメ
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アマツバメ
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やはり青空でないとダメですね。
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